はじめに
2月28日に発売されたモンスターハンターワイルズを購入してプレイしてみた感想を書いてみます。
私はモンハンは3DSのソフトとして発売されたMH4からモンスターハンターを始めて、MH4G,MHX,MHXX,Worldとアイスボーン,ライズとサンブレイクをプレイしてきたのですが、やはり初めての作品であるMH4シリーズには非常に思い入れがあり、思い出補正もあるとは思いますが一番面白かった作品だな~と感じていました。
そこで、今回のモンハンワイルズは、まず、ティザー映像が公開された時点でティザーに写っている女性はMH4,4Gで「我らの団」メンバーとして旅をしてきた加工屋の娘の成長した姿ではないかと言われていました。
これはもうMH4シリーズにめちゃくちゃ思い入れがある私としてはストーリーに「少しでも我らの団について絡んでくるのかも」や「我らの団があの後どうなったかを知れるかも」とかなり興味が湧いてきていて、とてもやりたいということで発売前から大興奮。
そしてついに訪れたモンハンワイルズ発売のとき…
ストーリー攻略がスムーズで感動
Worldの頃からリリースされてからぶっ通しでクリアまで行くのが楽しみというか通例になっているのですが、今回は特にストーリーがどんな感じで進行するのか、加工屋の娘と受付嬢らしき人物はどうなっているのかなど気になる点がたくさんあり、ちゃんとストーリーを追いながら進める予定でいました。なので、Worldと同じくらいのボリュームがあると思い流石に1日じゃクリアできないかなと思っていました。
しかし、今回のワイルズはストーリーもしっかり読んで進めていたにもかからわずWorldの頃よりもずっと早くストーリー攻略を終えることができました。
別にこれは今作のストーリーのボリュームが少なかったというわけではなく、なんなら今作はストーリーラインがスッキリしていて非常に分かりやすく、そして簡潔にまとめられていたという印象でした。
ではなぜストーリー攻略がそんなに早く終わったのかというと、それは今作のシステムの変更によるものが大きかったのではないかと思います。
今作はWorldのようなゲームのつくりとなっているのでWorldとの比較になってしまうのですが、今作の大きな変更点である拠点とマップがシームレスに繋がっているという特徴のおかげで、クエスト⇒拠点で話を聞く⇒クエストのような流れがロードを挟まずに行われることによってスムーズに行われていたように感じました。
さらに、今作ではライズのような要素も所々に見受けられており、まずはWorldにはなかったセクレトというライズでいうガルクのようなキャラが追加されたことにより広大なオープンワールドマップでもスムーズな移動ができました。
その他にも、Worldではあまり好評とは言えなかったであろうストーリー中の強制痕跡集めがまったくなくなっており、何なら最初からモンスターの位置が分かるような使用になっていました。
正直、Worldの痕跡集めはモンスターと戦うわけでもないし結構な量を集めなければいけなかったので今作はWorldっぽい感じのシリーズであることから痕跡集めがあるだろうなと覚悟していたのですがまさかまったくなくなるとは思いもよりませんでした。私も痕跡集めは面倒と思っていたのでここはありがたかった反面、無くなったら無くなったでなんだか少し寂しい気持ちにもなりました…この感情は何なんでしょうw
まあでもストーリーを進める上では確実に面倒な要素が消えてくれてポンポン話を進めていけるので途中でだれることもなくすんなりとストーリーを攻略することができました。
とりあえずストーリーが思ったより早く終わった話はここまでにして、
ストーリーの内容の感想
※ここから先はネタバレを含みます。
今作のストーリーの内容なんですが、
今作は人物には多分全員名前が与えられており、(これいつからなんだろう)
まず加工屋の娘らしき人物については、ジェマという名前で登場していました。
MH4シリーズでは名前は明言されていなかったので名前から推察することはできませんが、
身に着けているものや加工屋であること、ストーリー中の言動などからゲーム内でしっかりと明言されているわけではないですがおそらく同一人物だろうなと。砂上船の時の話やジェマが昔に村を飛び出した時の話などあの頃の冒険の思い出やわくわくして楽しかった思い出をゲームのキャラたちと共有できている気がして、あの小さかった加工屋の娘が私たちと同じように大人になっていって共に成長できているような感覚でとても感慨深かったです。
今作のストーリーの内容について事細かに書くつもりはないのですが、
今作の舞台である禁足地は、『遥か東に位置しており、かつて大国が存在していたが千年の昔に滅んで無人となって以来、人の立ち入りが禁じられ今は文献に記録を残すのみとなった地域』という場所であるがギルドが調査に赴いたところにナタという人物が発見された。
ナタの故郷を見つけ、禁足地についての調査を行うという任務をハンターら調査団が任命されるというオープニングから今作はスタートした。
この地域を調査していくとこの地には数多くの人が生活していることが判明し、この地域にはとても正確な規則性のある天候が存在しているということが分かる。しかし、調査団が調査を開始したころから数百年以上続いたであろうそのサイクルが突然崩れ始め、その原因を究明して解決するストーリー。
というのが今作の大まかな流れでした。
今作はナタの故郷を探すということもあり、調査団の中に子供のナタが共に禁足地を旅していく物語で旅を通してナタが色々な経験をして成長していくのを感じることができるのも今作のストーリーで楽しめるポイントかなと思います。
いろいろ書きましたが、今作のストーリーはすごくわかりやすくできていて面白かったなという感想です。Worldのように「大自然の力はすごい」で解決するのではなく、原因もある程度スッキリと判明してでもまだまだ調査しきれていない原因や調査するべきことも残されている状況で終わったのでどうして問題が起こったのかどのようにすれば解決するのかなど分かりやすくなっていてよかったです。
今作の狩猟について
今作は狩猟の時にできることが非常に多くなっていました。
大まかにまとめると
- スリンガーが使える
- セルケトに乗れる
- 武器をメインとサブで二つ持つことができ、戦闘中に変更できる
- 集中モードという要素の追加
- 傷システムの復活と変更
がありました。
こう見るとできることが多いし覚えるのが大変そうだなという印象で特に集中モードと傷システムには始めてすぐにはなかなか慣れない状態でした。
ですが、少し触ってみるとどうやら難しいことはあまりなく傷をつけるのもWorldとは違い戦っていると勝手につくようになり自分でつける必要もないので、攻撃して傷がついたら集中モードで高いダメージを出してまた普通に攻撃しての繰り返しという感じで慣れてくると戦闘の中にスムーズに入り込んでくるようなシステムでした。
そして今作はWorld同様に護石は加工屋で作成でき、装飾品はクエスト報酬で獲得できるシステムとなりました。
そうです、装飾品を収集する日々がまた始まります。
しかし、装飾品についてもまた今作ならではの新しいシステムが追加されています。
なんと今作では武器と防具でつけれる装飾品が完全に分けられています!
大体触ってみた感じでは見切りや超会心など火力を上げるスキルの装飾品は武器にしかつけられないようになっており、納刀術や回避性能、精霊の加護などの直接火力が上がらないスキルの装飾品は防具にしかつけられないようになっています。
このことから今作では火力を爆伸ばしするスキルセットが少し弱くなっていて逆に言うとレアな装飾品(火力UP系の装飾品)の必要数が少なくなっているため装飾品を集める時間がWorldよりも短く済むようになっている気がします。
さらに今作では大体の火力UP系スキルの上昇数値が低めに設定されているためそもそも超火力が必要ないバランスになっているのではないかなと感じました。
今作はまだ発売されて間もないのでまだまだ追加コンテンツを残している状態ですが、アーティア武器の作成や自分なりの最強装備の研究とやることがまだまだあるので次のアップデートまでじっくりと楽しんでいこうと思います。
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